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今日は牛乳のお勉強です。
2022年4月22日10:02 AM [お知らせ]
◉牛乳・乳製品が食生活においてもたらす効果とは?
●牛乳とは
乳牛から絞ったそのままのものを「生乳」といい、生乳を加熱処理したものが牛乳です。水や他の成分を加えることはできず、成分にも「乳脂肪分3.0%以上、無脂乳固形分8.0%以上」であるという規定があります。
●乳製品とは
生乳や牛乳を加工して作ったものが乳製品で、ヨーグルトやバターなど、乳を原料とする多くの食料品が該当します。
さまざまな栄養素を含んでおり牛乳が苦手な方でも飲食しやすいため、食生活においても非常に重要な存在です。
●主な乳製品の種類と特徴
○バター
ミルクの中に含まれる乳脂肪の粒子を固め、練り上げたものがバターです。一般的によく販売されているのは非発酵のバターですが、発酵させて作る発酵バターもあり、近年注目が高まっています。
○ヨーグルト
ヨーグルトは、乳を乳酸菌や酵母によって発酵させて作ったものです。日本においてもなじみ深いヨーグルトですが、実はヨーグルトという分類はなく、乳等省令(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)において「発酵乳」として扱われています。
○乳酸菌飲料
牛乳や乳製品を乳酸菌によって発酵させて作った飲み物が乳酸菌飲料です。糖や香料を加えることで飲みやすくしているものも多く、整腸作用のある飲み物として人気があります。
●牛乳・乳製品の健康効果とは
○豊富な栄養素を摂取
牛乳は準完全栄養食と呼ばれ、カルシウム、カリウム、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12、他にもさまざまな栄養素が豊富に含まれています。牛乳を飲むことで、健康を維持するために必要な栄養素をしっかりと摂取できます。
○骨粗しょう症の予防
骨粗しょう症は骨の量が減ることで骨が弱くなり、骨折しやすくなってしまう病気です。骨の吸収と形成のバランスが崩れることが原因で起こり、高齢化とともに発症率が上がる傾向にあります。骨粗しょう症の予防に最も効果的なのは骨を作るカルシウムをしっかりと摂取することです。カルシウムは吸収されにくい栄養素なのでつい不足しがちですが、牛乳は最もカルシウムの吸収効率が良く、骨粗しょう症の予防には非常に効果的です。
牛乳と骨粗しょう症の関係について、詳しくはこちらをご覧ください。
→カルシウムはどうして大切?骨粗しょう症の予防にも(リンク)
○腸のコンディションを整える
乳酸菌を含む食品は、乳酸を作ることによって腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、腸の働きをよくする効果をもたらしてくれます。腸内がしっかりと整えられることで、便秘の改善などが期待できます。